
(省略しながら引用始め)
バブル崩壊を発端とする平成不況に苛まれた90年代、日本の男たちは「デカい乳に優しく包まれ、完全に承認されたい/癒されたい」という巨乳ブームを生み出した。しかし巨乳が当たり前になるに従ってインフレが発生。「最終兵器」Iカップで103cmの根本はるみが支持を得られなかったことで限界が明らかになる。
ゼロ年代になると構造改革・格差社会意識の浸透などによって、「引きこもって」いては生き残れないという「サヴァイヴ感」が共有され始める。そこで台頭したのが、小倉優子と若槻千夏だった。
小倉優子が演じる「空想としてのお姫様キャラ」はベタなアイドル像。
若槻千夏が演じる「ぶっちゃけキャラ」は「サヴァイヴ感」に突き動かされたベタな反アイドル像。
小倉優子が開拓したベタなアイドル像の追求は男がアイドルに望む願望を見事にまとい、アイドルのアンドロイド=「アイドロイド」とでも言うべきフィクションの域に達している。これはグラビアの豊かな多様性を保証する妄想力とは言い難い。
一方で若槻千夏による反アイドル像の追求は、グラビアアイドルによる「ぶっちゃけバトルロワイアル」を巻き起こし、グラビアの品格をはからずも貶めることになった。このモードは結果的に小向美奈子によるグラビア界の内幕暴露という暴力的な行為を誘発してしまう。
グラビアアイドルを取り巻く環境はかつてないほどに厳しい。
「新しい妄想力」を感じさせるグラビアアイドルたちが登場することを祈るばかりだ。
(省略しながら引用終わり)
さて、ベスト10の中から私が気に入った写真をピックアップしよう。
2位 滝沢乃南

4位 スザンヌ

5位 美人過ぎる市議 藤川ゆり

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ゼロ年代の妄想力 ~2008年グラビアアイドル ベスト10~





